個人の医院開業手続き
個人の医院開業手続き
失敗しない個人診療所(クリニック)開設手続き
個人診療所開設には様々な決まり事があり、手続きも煩雑です。
その手続きを行うには膨大な時間と労力がかかってしまう為、
開設準備のために他にも行うべきことが多いお医者様にとっては
かなり大変な作業となってしまいます。
また、その手続きでミスがあると営業開始が遅れることにもなりかねません。
当事務所では年間100件以上の医療法人設立の相談を受けており、
設立認可率100%の実績があります。
当事務所にお任せいただければ失敗しない開設手続きをお約束します。
■.開設手続きの流れ
1.保健所への診療所開設届提出
2.厚生局への保険医療機関指定申請
3.厚生局への施設基準・併用療養費の届出
4.国保・社保への基金の届出
5.その他の届出
4月1日診療開始(仮定) 個人開設手続き日程の目安
保険診療を行う医院様
・内装の図面を内装会社に作って頂いて、クリニックをオープンできるか、問題ない構造設備か、実際に医師免許等を持って行って、要件を満たすかとか、と言う事前相談をする
・保健所で開設届を提出する。⇒これが2月下旬から3月上旬。
・保健所の立入検査 ちゃんと図面通りになっているか、ドクターとかいるか、廃棄物を処理する体制が整っているか、薬の保管がちゃんとしているか、院内掲示はちゃんとやっているか、など、構造設備の確認がほぼメイン
・検査終了後に副本交付
・続いて保険医療機関指定申請
★保険医療機関指定申請は保険診療を開始したい前月の中旬までにする必要がある。
⇒4月1日開始だと3月中旬までに保険医療機関指定申請が必須
保険診療を行わず自費診療メインの医院様
参考自費診療メインの美容皮膚科の場合、保険医療機関指定申請をする必要はない。保険診療しないから。
自費診療オンリーのクリニックの場合は3月下旬ぐらいに事前相談に行って4月1日に保健所開設する手続きというようなことになる
個人の診療所開設手続きの失敗事例
①失敗事例1-認められないクリニック名称・診療科名で看板作成
クリニック名称・診療科名に制限があることを確認せず看板まで作ってしまったが、
その名称が認められず変更することになったため、看板も作り直さなくてはならなくなった。
→クリニックの名称・診療科名は使用可能なものか事前に確認しましょう。
②失敗事例2-別の自治体の手続き方法で書類提出
別の都道府県の知人が個人診療所を開設した際の手続きをまねて
提出書類を作成した所、書式が異なっていて認められなかった。
→役所への提出書類は地域によって異なることがあります。
個人診療所を開設する地域を管轄する役所の手続き方法に従いましょう。
③失敗事例3-原本が必要な添付書類をコピーで提出
賃貸契約書をコピーで提出した所、原本が必要と指摘された。
→役所への提出書類は地域によって異なることがあります。
個人診療所を開設する地域を管轄する役所の手続き方法に従いましょう。
④失敗事例4-医師免許を紛失
医師免許を紛失していたことに気付かず再交付を申請したが、
保険診療開始の期限に間に合わなくなってしまった。
→全ての提出書類が揃っているかを最初に確認しましょう。