支払基金への届出
支払基金への届出
支払基金への届出内容ってなに?
保険医療機関指定申請を行った後は、新たに基金の届出をしておく必要がある。
基金の届出とは、国民健康保険団体連合会(国保)と社会保険診療報酬支払基金(社保)の団体に対するもので、この届出を行うことによって、クリニックが保険診療した場合に医療費を社保・国保に対して請求できるようになる。
法人化に際して具体的に必要な手続きってなに?
厚生局が保険指定後に気を利かして支払基金に「あのクリニックさんは個人から法人に変わりましたので支払基金の方からも郵送手続きの案内をしてください」ということをやってくれるので、保険指定を受けた下旬ぐらいに基金の方から「支払基金の(7割の振込先の)法人口座の番号を教えてください」という郵送物が来る。
提出書類の種類
★医療機関が報酬の支払請求をオンライン又は CDR どちらの方法で社保国保に対して報酬の支払いの請求を行っているかによって異なる
⇒クリニックが社保国保に対してオンラインまた CDR のどちらで請求しているかを確認し、判明したらその旨を社保国保の担当者に電話で伝えて提出書類、提出期限を確認する
◆提出書類の内容
★社保国保の書類の記載内容は医療機関で実際に医療事務を行っている方しか分からない内容があるので、書類の記載内容については医療機関側にヒアリングする
⇒法人化の場合には個人開設時に届け出たものの写しがある場合にはそれをもらうとより確実に作れる
◆提出方法
①社保国保のホームページで届け出るべき書類の様式を取得
②必要事項を記載して正副控の3部をプリントアウト
③返信用封筒とともに社保国保へ郵送する。
※支払基金に電話をしながら案内をしてもらうと一番安全
★CDR か電子オンライン申請にするかによって提出期限が違ってくる(ローカルルール)
参考ほとんどクリニックさんしか知らない情報を書類に書くので、支払基金の手続きは基本的にクリニックさんに行っていただいた方がスムーズとなります。