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医療法人の都道府県医療機能情報とは

医療法人の都道府県医療機能情報とは

医療法人の診療所の開設届出をすると、医療機関として公示されます。

そして、インターネット上で公示されるようになり、東京都では「東京都 医療機関・薬局案内サービス」というものがあります。

また、神奈川県では「かながわ医療情報検索サービス」というサイトにご自身の診療所の情報が掲載されます。

これらは各都道府県が医療法に基づいて運営しているサイトです。

通常は、最初のページだけを各都道府県が入力してくれますが、そこから先の約60ページ程度については、診療所の開設者各自で入力していくことになります。

図で表すと・・・

医療法人の診療所 開設届出の交付

IDとパスワードが記載された封書が届く

基本情報以外を各自で入力



という感じです。
都道府県が公式に出しているサイトなので、閲覧者の方からの信用が高いです。

ところで、なぜこのように医療機関を公示する制度ができたと思いますか?

ちょっと考えてみてください。

・患者さんが見つけやすいため!
・都道府県が管理しやすくするため?

といったように答えがいくつか浮かんできたと思います。

医療機関を公示する制度ができた理由

医療機関を公示する制度ができた理由は、民間の医療情報を提供するサイトに掲載されている情報が不正確だったり、最新の情報に更新がされない等々が起こり、これらが問題となったためです。

「インターネットで医院の診療時間を調べてきたのに、その時間に診察をしてない!」というように診療時間の記載が不正確だったりするわけです。

こういったトラブルがあると、患者さんが困ることはもちろん、医院の方も困ってしまいますよね。

そして、このようなトラブルが多発するようになったことから、正確な医療機関の情報を提供する必要性が認められ、平成19年に法制化されることになりました。

このような経緯から、現在においては、都道府県医療機能情報が1番の公的情報というように認知されるようになっています。

機械に強くない場合の対処方法

先生たちの中には、

・アナログだから文字入力とか無理
・忙しくて医院の情報を更新する時間ない
・タイピングが苦手で・・・

というよう方もおられるかもしれません。

そんな時は、ご自身の医院の情報入力を信頼できる人に任せるという方法もアリです。

各都道府県が運営しているサイト内の「関係者ログイン」というところからサイトにログインする時にはIDとパスワードしか求められないので、必ずしも先生自身で医院の情報を更新する必要はないのです。

ただし、ID及びパスワードを悪用されても困るので・・・

・パソコンがある程度できる
・守秘義務を守れる
・信頼できる

という人にお願いするのが良いのではないかと思います。

このような人が近くの医局のスタッフや士業の専門家にいないか探してみるのも良いでしょう。




(参考)
・東京都 医療機関・薬局案内サービス
https://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq13/qqport/tomintop/index.php

・かながわ医療情報検索サービス
http://www.iryo-kensaku.jp/kanagawa/

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